病気や肌の状態によって、脱毛NG?脱毛サロンの脱毛できない条件とは
ムダ毛に悩み、脱毛を始めようと思っても、実は、脱毛を受けられない場合があります。
脱毛サロンが定める「脱毛できない条件」に当てはまる場合、全面的もしくは部分的に脱毛を受けることができません。脱毛できない条件には、病気に関すること、肌の状態に関することなどがあります。
脱毛を決意して、せっかく無料カウンセリングに申し込んだのに、サロンでいきなり脱毛を断られたのではガッカリです。脱毛できない条件は、あらかじめ確認しておくことをオススメします。
このページでは、脱毛サロンの「脱毛できない条件」について、お話しします。
脱毛できない条件とは
脱毛できない条件には、「全面的に脱毛できない条件」と「部分的に脱毛できない条件」があります。
全面的に脱毛できない条件に該当する場合、脱毛は一切受けられません。条件によっては、脱毛の申し込み自体することができません。部分的に脱毛できない条件に該当する場合、条件に該当する部位について脱毛を受けることができません。
それぞれの条件について、詳しくみていきます。
全面的に脱毛できない条件
各脱毛サロンは、安全性の高いサービスを提供することを目的に、全面的に脱毛できない条件として病気や体質について定めています。
病気や脱毛に不向きな体質の人に脱毛を行った場合、症状が悪化したり、肌トラブルを起こしたりする可能性があります。
具体的には、癌や糖尿病、心臓病など、生活に重大な影響をもたらす病気の場合、ケロイド体質、光アレルギーなど、脱毛に不向きな体質の場合、脱毛を全面的に受けることができません。
光アレルギーが脱毛に不向きなのは、脱毛サロンの施術のほとんどが「光」を用いた光脱毛だからです。光アレルギーの人に光を照射した場合、湿疹や炎症などのトラブルを起こす可能性が非常に高いです。
以下に、全面的に脱毛できない条件をまとめました。これらの条件に当てはまる場合、症状によっては、脱毛の申し込み自体することができません。
全面的に脱毛できない条件
- 癌
- 糖尿病
- 心臓病
- 甲状腺疾患(バセドウ病など)
- B型肝炎、C型肝炎などの伝染病
- アルコール依存症
- てんかん
- その他、日常生活に支障のある病気
- ケロイド体質
- 光アレルギー
- 光過敏症
- アトピー(症状が落ち着いている場合は除く)
この他、通院・服薬中の場合も、脱毛を受けることができません。
通院が必要な状態では、脱毛により、体や肌にトラブルが起こる可能性があります。また、薬の中には、副作用として、光の感受性を高めるものがあります。そのような薬を服用している人に施術を行うのは、光アレルギーの場合と同様に、とても危険です。
ただ、通院・服薬中でも、医師の許可があれば、脱毛を受けることができます。脱毛サロンが定める書式に則り、医師に許可の書類を書いてもらえば、問題なく脱毛を受けられます。風邪などの一時的な通院・服薬の場合であれば、完治するまで脱毛を休めばOKです。
また、妊娠している場合は、脱毛は一切受けられません。
妊娠中は、脱毛を受けても本来の効果を得ることができません。ホルモンバランスが通常と大きく異なるためです。妊娠中は、脱毛を一時休む必要があります。脱毛を再開できるのは、出産後、生理が順調に来るようになってからです。
このように、生活に関わる重大な病気や脱毛に不向きな体質の場合、妊娠中の場合は、脱毛は一切受けられません。通院・服薬中の場合も、脱毛はNGです。脱毛を受けるには、医師の許可が必要です。
部分的に脱毛できない条件
脱毛サロンは、部分的に脱毛できない条件として、肌の状態について定めています。肌に異常がある場合、その部分に限り、脱毛を受けることができません。
肌荒れや炎症を起こしている部分に脱毛を受けた場合、痛みやかゆみ、炎症などのトラブルを起こす可能性が非常に高いです。また、ホクロやシミなど、通常の肌の色と異なる部分に脱毛を受けた場合、火傷を起こします。脱毛の光は「黒」に反応する性質があり、熱ダメージによって毛を処理します。
以下に、部分的に脱毛できない条件をまとめてみました。
部分的に脱毛できない条件
- 著しい乾燥
- 肌荒れ
- 赤み、炎症(カミソリ負け、虫刺され含む)
- 日焼け後(炎症、色黒)
- ニキビ
- 傷跡
- ホクロ
- シミ
- 色素沈着
- タトゥ
- アートメイク
- 整形や美容形成の手術部位
これらの条件に当てはまる部分については、脱毛は受けられません。
また、授乳中の場合、ワキ、胸、乳輪周りへの脱毛はできないことになっています。
この背景には、脱毛サロンの慎重な姿勢があります。「大切な赤ちゃんに、万が一のことがあってはいけない」との考えから、授乳中は胸周辺への脱毛を制限しているサロンがほとんどです。脱毛が母乳に害になるためではないので、安心して下さいね。
このように、肌の状態や色が通常と異なる部分、授乳中の胸周辺については、脱毛は受けられません。
脱毛できない条件に該当する場合の対処法
脱毛できない条件に当てはまったとしても、脱毛を受けたい場合もあると思います。その場合、どうすれば良いでしょうか。持病があったり、肌の状態が脱毛に十分でなかったりしても、ムダ毛はやはり気になります。
その対処法として、脱毛を受けられない可能性を覚悟の上、無料カウンセリングに行って、スタッフさんに相談してみることをオススメします。サロンによって、脱毛の可否の判断は、若干異なるからです。
例えば、私の持病である喘息について実際にサロンで聞いてみたところ、ミュゼ・プラチナムでは、症状が落ち着いていて、年に数回にしか服薬しないのであれば、申し込みを受け付けてもらえるそうです。ただ、薬を服用した際は、スタッフさんに連絡する必要があります。
一方、銀座カラーの場合、数回でも服薬することがあるなら、医師への確認が必要です。医師の許可なしに、脱毛の申し込みはできません。
無料カウンセリングに行くと、まず、健康状態などに関するアンケートに答えることになっています。アンケートの記入が済むと、スタッフさんから回答内容について確認を受けます。そのときに、詳しい状態を伝え、相談してみると良いでしょう。
その結果、上述のミュゼ・プラチナムのように、問題なく申し込みできる場合もあります。医師の許可があれば脱毛できる場合、手続きの案内を受けることができます。
どうしても脱毛できないとのことであれば、どのような状態になれば脱毛を受けられるのか、具体的に教えてもらうことができます。また、乾燥やニキビなどが著しいために脱毛ができない場合、ケアについてアドバイスを受けることもできますヨ。
したがって、まずは無料カウンセリングに行き、スタッフさんに相談してみることをオススメします。
なお、金沢市でおすすめの脱毛サロンは、「金沢市の脱毛サロンおすすめランキング」のページで紹介しています。ぜひ、脱毛サロン選びの参考にして下さいね。
まとめ
各脱毛サロンでは、安全性の高いサービスの提供を目的として「脱毛できない条件」を定めています。脱毛できない条件には、病気や肌の状態に関することなどを含みます。
癌や糖尿病、心臓病、ケロイド体質、光アレルギーなど、生活に関わる重大な病気や脱毛に不向きな体質の場合、脱毛は一切受けられません。妊娠中も、脱毛を受けることはできません。
通院・服薬中の場合も、基本的には脱毛を受けられません。脱毛を受けるには、医師の許可が必要です。また、肌荒れや日焼け、ホクロ、シミなど、通常の肌の状態や色と異なる部分について、脱毛を受けることはできません。
ただ、脱毛の可否の判断は、サロンによって、若干異なります。したがって、脱毛できない条件に当てはまる場合でも、無料カウンセリングでスタッフさんに相談してみることをオススメします。